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ホームレスの人 最近、アパートのゴミステーションに、外部から持ち込んだような大量のゴミがひんぱんに出るようになりました。きょうも私はそのゴミを見て、どうしようか悩んでたら、私がよく話をするおばさんが降りてきて、「あ、そのゴミね、ホームレスの人が持ち込んでるみたい。娘が見たんだって」。おばさんは「これから学校に行くから」って言って、足早に出かけていきました(PTAの集まりかも)。そのあと2分もしないうちに、そのホームレスらしき人が、うろうろ地面を見ながらやってきたのです。私は今しかないと思って、とっさに、「このゴミ持ち込んだの、あなたですか?」って(たぶんきつい口調で)言いました。そしたらその人、「すみません」って言って、ペットボトルがいっぱい入った麻袋を持って行こうとするから、私は「これも、これも、全部そうですよね?」って他のゴミも指さして言いました。「何でこんなことするんですか?」って言ったら、その人、私の顔をじっと見るんです。私は一瞬、逆恨みとか逆上して、暴力振るわれるかと思って、たじろいだのですが、続けて、「持ってきたゴミ、全部持って行ってください!」って言いました。その人は無言で、4袋ほどのゴミを少しずつ運んでいきました。そのときちょうど、同じアパートのおじさんが自転車で帰ってきたので、私は「このゴミを持ち込んでた犯人はあの人」って、遠くなっていくホームレスの人の背中を指さして言いました。「でもどこに持っていくつもりだろう?ちょっと見に行ってみよう」って言って、おじさんはまた自転車で、ホームレスの人の後を追って、出かけて行きました。しばらくして戻ってきたおじさんは、「運んでたゴミは、この道を曲がってすぐのところにほったらかしになってて、ホームレスの人はどこにもいなかった」って。私は、事情を市役所に電話して話したり、そのあとで、おじさんといっしょに、ホームレスの人が持って行かなかった残りのゴミを、分別したり、指定のゴミ袋に入れたりして、何とか片づけました(回収されるような形に整えたということ)。でもね、あとでなぜか心がすっきりしなくて、聖書とか読んでると涙が出てきました。ホームレスの人は、街をきれいにするために、道に落ちてるゴミを拾って集めてたんだったらどうしようと思ったんです。きょう最初に会ったとき、あの人は何かを探すように、地面を見て歩いてました。ホームレスだと自分がゴミを出せる決まったゴミステーションがないから、このアパートのゴミステーションに出したのかもしれない。あの人がじっと私の顔を見たのは、あれは逆上とか逆恨みとかじゃなくて、イエスさまのような気がしました(マザーテレサも確かそんなことを言ってた)。静かな目だったような気がします。あの人は「すみません」以外は何も言いませんでした。私はとてもひどいことをしたんでしょうか。イエスさまにあやまりました。「あの人が幸せになれますように」ともお祈りしました。 人の子が、その栄光を帯びて、すべての御使いたちを伴って来るとき、人の子はその栄光の位に着きます。そして、すべての国々の民が、その御前に集められます。彼は、羊飼いが羊と山羊とを分けるように、彼らをより分け、羊を自分の右に、山羊を左に置きます。そうして、王は、その右にいる者たちに言います。『さあ、わたしの父に祝福された人たち。世の初めから、あなたがたのために備えられた御国を継ぎなさい。あなたがたは、わたしが空腹であったとき、わたしに食べる物を与え、わたしが渇いていたとき、わたしに飲ませ、わたしが旅人であったとき、わたしに宿を貸し、わたしが裸のとき、わたしに着る物を与え、わたしが病気をしたとき、わたしを見舞い、わたしが牢にいたとき、わたしをたずねてくれたからです。』すると、その正しい人たちは、答えて言います。『主よ。いつ、私たちは、あなたが空腹なのを見て、食べる物を差し上げ、渇いておられるのを見て、飲ませてあげましたか。いつ、あなたが旅をしておられるときに、泊まらせてあげ、裸なのを見て、着る物を差し上げましたか。また、いつ、私たちは、あなたのご病気やあなたが牢におられるのを見て、おたずねしましたか。』すると、王は彼らに答えて言います。『まことに、あなたがたに告げます。あなたがたが、これらのわたしの兄弟たち、しかも最も小さい者たちのひとりにしたのは、わたしにしたのです。』それから、王はまた、その左にいる者たちに言います。『のろわれた者ども。わたしから離れて、悪魔とその使いたちのために用意された永遠の火にはいれ。おまえたちは、わたしが空腹であったとき、食べる物をくれず、渇いていたときにも飲ませず、わたしが旅人であったときにも泊まらせず、裸であったときにも着る物をくれず、病気のときや牢にいたときにもたずねてくれなかった。』そのとき、彼らも答えて言います。『主よ。いつ、私たちは、あなたが空腹であり、渇き、旅をし、裸であり、病気をし、牢におられるのを見て、お世話をしなかったのでしょうか。』すると、王は彼らに答えて言います。『まことに、おまえたちに告げます。おまえたちが、この最も小さい者たちのひとりにしなかったのは、わたしにしなかったのです。』こうして、この人たちは永遠の刑罰にはいり、正しい人たちは永遠のいのちにはいるのです。」(マタイの福音書 25章31-46節) コメントを読む() |
