2009年6月24日(水)


「白い春」

もう日付が変わったけど、「白い春」の最終回を見て、あと涙がずっと止まりませんでした。私はきのう朝、起きるなり、春男(阿部寛)を探しに行ったさち(大橋のぞみ)がトラックにはねられそうになって、それに気づいた春男がさちを助けようとして、逆に自分がはねられて死んじゃうような気がして、涙が出るばかりしてました。でも実際は、さちは無事に春男に会えて、私はホッとして、このままみんな幸せで終わってほしいと思ってたけど、春男はヤクザ時代に人を殺したことがあって、復讐に来たその息子に春男は刺されてしまいました。その現場を見た康史(遠藤憲一)も狙われて、春男は康史をかばって、とどめを刺されてしまいました。こんな終わり方なんだと思いました。しゃくりあげてしまいました。不器用な春男と春男に対して人懐っこいさちがとってもほほえましくて、春男には幸せになってほしいと思ってたのに。でもドラマの最後(DVDの視聴者プレゼントのお知らせを阿部さんが言った後)で、春男が後ろを振り返って手を差し出して、後ろから来たさちが春男の手をつなぐ映像が映って、思わずまた泣いてしまいました。春男は「人を殺した手でさちにさわれない」って思って、ずっとさちにさわらなかったから。こういうドラマを見ると、やっぱり私の父のことも考えてしまうんだけど、実は私は父のことを愛せないんです。だからこのドラマのことを書きたい、書きたいと思いながら、最終回まで書くのを迷ってました。私、このドラマ見て、毎回くらい泣いてたような気がします。私もいつかは父のことを愛せるようになりたいけど、なかなかそうなれないから、イエスさまにお願いしてるんだけど。とにかくいいドラマでした。

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