2010年8月31日(火)


きょうを迎えられて

最近ずっとイエスさまに、「きょうを迎えられてありがとうございます」「明日を迎えられたら、またよろしくお願いします」ってお祈りしてます。それは「八日目の蝉」の希和子のセリフがずっと頭から離れないからなんです。蝉が土の中から出てきて七日しか生きられないことを知ってびっくりする薫に、希和子は言うのです。「蝉にとったら、ちっとも短くないんだよ。だって人間の一生分だもん。毎朝、毎朝、ああ、神さま、きょうを迎えられてありがとうございますって、蝉は思うんだろうね。一日一日がとっても幸せで、胸が痛くなるくらいで。夜眠るのがもったいないくらいで。中にはちょっとだけ長く、八日くらい生きる蝉もいるかもね」。この蝉は、実は希和子自身なんです。私は弱って地面に落ちてもがいてる蝉を見つけたら、拾って、近くの木の幹にとまらせてあげるんだけど、たぶんまたすぐ地面に落ちてしまうんだと思う。地上に出てきて七日目の蝉なのか、希和子の言う「八日くらい生きた蝉」なのかわかんないけど。朝のお祈りをしてると、弱った蝉のことを思い出して、涙が出そうになります。それと関係ないけど、そろそろ赤とんぼが見られる季節になりました。何年か前の夕方、出かけようとして外に出たら、赤とんぼが飛んでて、私は何気なく指を赤とんぼのいる方向に差し出したら、何と赤とんぼが私の指にとまってくれたんですよ*^^*。えー、とまってくれるんだーと思って、びっくりしたけど、うれしくて、かわいくて、赤とんぼをそっと観察しながら、赤とんぼに話しかけてました。蝉のことを思ってたら、赤とんぼのことも思い出したので、おまけで書いてみました。

主は情け深く、あわれみ深く、怒るのにおそく、恵みに富んでおられます。主はすべてのものにいつくしみ深く、そのあわれみは、造られたすべてのものの上にあります。主よ。あなたの造られたすべてのものは、あなたに感謝し、あなたの聖徒はあなたをほめたたえます。(詩篇 145篇8-10節)

どうか、朝には、あなたの恵みで私たちを満ち足らせ、私たちのすべての日に、喜び歌い、楽しむようにしてください。(詩篇 90篇14節)

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