2011年10月4日(火)


麻由ちゃん

以前のアルバイト先に麻由ちゃんって子がいました。彼女はしばらく新人アルバイトである私の教育係をしてくれてました(年下だったけど)。お昼のグループに誘ってくれたのも彼女でした。席が隣同士だったので、私が仕事に慣れても、しばらくは仕事中に雑談をしたりして、楽しかったです。私は彼女の名前「麻由」をかわいいなぁと思ってたので、彼女に聞いたら、彼女も自分の名前を「気に入ってる」って言ってました。私は自分の名前は慣れっこになってるから、自分の名前に比べて新鮮でかわいく感じる「麻由」がうらやましくて、そのときから「麻由」はあこがれの名前になりました。でもある日、彼女の友達がコネ(友達つながり)でアルバイトに入ってきました。すると彼女の性格は一変して、仕事中その友達としゃべりまくるんです。私と話してたときのキャラとは大違いで、その友達としゃべり始めるとかなり怖い感じでした。鉄砲玉のようにしゃべりまくるし、おしゃべりの中に出てくる人(男の子?)を完全にバカにしてる感じの話もしてました。だから私は二人の会話についていけず、会話に入ることもできず、すぐ隣で石のように黙り込む日が続きました。その後、私はある理由でそのアルバイトをやめることになったんだけど、今でもよく彼女のことを思い出します。彼女の本性を知ってしまったから、もう友達にはなれないと思うけど、彼女の名前は今でもあこがれです。

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