2017年3月5日(日)


みくちゃんちの子

私が前の道のごみを拾ってると、みくちゃんちのがらくた(遊び道具がごちゃごちゃごみの山のように置いてある)を引っ張り出してる男の子がいて、でもその子の顔に見覚えがないので、しばらく何も言わないで私はごみ拾いをしていました。でもその子どこにも行ってしまわないで、私の近くにそのままいたので、遊び道具を盗もうとしたわけじゃないんだと思って、「あれ?みくちゃんの・・弟?・・弟さん?」って聞くと、「じゃなくて・・」って言いにくそうに言うので、「あ、いっしょに住んでるのね?」って言ったら、「はい」ってこっくりしました。だいぶ前に(今は引っ越した)同じアパートに住んでたおばあちゃんが「みくちゃんのパパの弟家族もいっしょに住んでるみたいだよ」って言ってたのを思い出したので。どういう理由でいっしょに住んでるのかはわかんないけど、聞かないほうがいいかもしれないと思って、何も聞きませんでした。少しむこうのほうにもごみが落ちてたので、それを拾ってから戻ってくると、みくちゃんにとてもよく似た女の子がテディベアのぬいぐるみを抱っこして家から出てきたので、「こんにちは」って言ったら、彼女も「こんにちは」って返してくれました。みくちゃんに似てたけど、みくちゃんはだいぶ大きくなってるから、たぶんさっきの男の子の妹じゃないかな。最近みくちゃんは思春期のせいか、無愛想でちょっとこわい感じがします。私があいさつしても、声は出さずにめんどくさそうに首をこっくりするだけなので。

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