銀座の会社に勤めてたとき、 お店の所在地リストを持って、 お店を一軒一軒チェックをさせられてました。 昼間行くと空き家みたいなのに、 夕方薄暗くなって行くと、 ぼんやり明かりがついてるお店(バーやクラブなど)は 気持ち悪かったです。 高校2年のとき、友達何人かと海に泳ぎに行って、 その帰り、誰が言い出したのかは覚えてないけど、 ディスコに行こうということになりました。 私も最初はみんなといっしょに行ってみるつもりでした。 でもディスコの前の道に来たとき、派手な車の横で、 男の人が女性をナンパしてるのを見て(女性の服も派手だった)、 私は思わず「やっぱ行かない」って言ってしまいました。 「えー、何でー」「怖い。帰る・・」「えー(笑)」 「みんなは行っていいから」って言ったら、 みんなもしぶしぶ私といっしょに帰りました。 何が怖かったのかって言ったら、 うまく言えないんだけど、夜の怪しい光と、 私もナンパされるかもっていう思いと、 お酒とたばこの匂いと、大人の恋愛、 欲望が渦巻いている場所、みたいな。 社会人になってからの会社の飲み会では、 そういう感覚はなかったんだけど。 二次会のカラオケも楽しかったし。 ただしお酒は少ししか飲まずに (おいしいとは思わなかった)、 あとはオレンジジュースやトマトジュースを 頼んでもらってました。 その後会社をやめたら、お酒はまったく飲まなくなって、 たばこの煙に悩まされることもなくなりました。 そんな私は、いまだ大人の世界を知らないのかも。 知らなくていいや。 このままイエスさまのところに行きたいな。 |