おなかが痛いと思ってたけど、 苦しくて、救急車呼ぼうと思ってたけど、 「イエスさま」って呼んだら、楽になった。 いつのまにか意識を失って、 ふと気づいたら、イエスさまがそばにいて、 「まゆ、行こう」ってやさしく手を握ってくれた。 イエスさまと歩きながら、 ひょっとしたら天国に行くのかもって気づいて、 イエスさまに「みいたんもつれてっていい?」って聞いたら、 「いいよ」って。「よかったー」 私はみいたんを片手に抱きながら、 イエスさまに手を引かれてのぼっていく。 何だか小さな女の子みたい。 この世の音はもう聞こえなくて、 夜のたくさんの明かりが小さくなっていく。 私はみいたんをしっかり抱いたまま、 ベッドの上で横たわっていました。 幸せだよ。 |