2008年8月12日(火)


桜田門外の変

おととい「篤姫」を見てて、大老の井伊直弼(中村梅雀)が、江戸城の桜田門のすぐ外で、水戸・薩摩の浪士に暗殺される場面があったんだけど、そのとき流れた曲に思わず涙が出そうになりました。この曲は、こないだ吉俣良さんが、「於一(宮崎あおい)が島津斉彬(高橋英樹)の養子に行く前の家族との別れのとき(だったかな?)に、この曲が使われてるのを見て、自分の望んでた通りだったので、テレビの前で号泣した」って言ってた曲です。実は、吉俣さんは、いろんな場面を想定して、いろんな音楽を作ってるけど、「このシーンにはこの音楽を使う」っていうのを決めるのは別の人なんだそうです。だから放送されるまで、その曲がどの場面で使われるかはわからないんだって。「桜田門外の変」が起こる少し前、天璋院(宮崎あおい)は、井伊直弼と二人きりで話をしたんだけど、そのとき天璋院は、ミシン(ペリーの貢物)で作ったハンカチ(?)をプレゼントするんです。そして井伊のたてたお茶を「おいしい」って言って飲みます。井伊が「私の政策を快く思ってない方は、たとえ、おいしかったとしても、おいしいなどと言わないのではないか」と言ったら、天璋院は、「私は思ったことは何でも正直に言ってしまうのです」と言います。その後のやりとりで、井伊の信念というか、悪役に徹してまでもこの国を守ろうとする思いを知った天璋院は、「これからも二人でもっと語り合いたい」って言います。その後、再び語り合うことのないまま、事件は起こるんだけど、井伊は籠(かご)の中で、天璋院からプレゼントされたハンカチ(?)を握りしめていました。「良し」っていうタイトルのやさしい曲です。ホントはmoraでこの曲だけ、ダウンロード購入しようと思ったんだけど、なかったので、Amazonこれ買っちゃった*^^*。きょう届きました。

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