自分自身を頼まず 三浦綾子さんを読んで、すんなり神さまのところに来ることは、神さまのみこころではなかった。その前に太宰治を読むことが、私には必要だった。会社帰りに教会を探してうろうろしてたとき、すんなり教会に来ることは、みこころじゃなかった。その前に、私が出社拒否になって、その上司に教会に連れて来られることが、神さまのご計画だった（詳しくは「私が神さまのところに来るまで」を見てください）。人間には神さまの方法はわからない。それ以外にも、いろんなことを通して、私は人間の方法じゃない、神さまの方法があることを知りました。道草や迷いや遠回りは、決して失敗や恥ずべきことじゃなくて、その場所でしか与えられない神さまの恵みを味わえるチャンスなのかもしれない。自分の力に頼るのをやめて、神さまだけをあてにして生きる、訓練の時なのかもしれない。ホントの人生の失敗は、たぶん、自分の造り主を知らずに終わる人生、自分がどこから来てどこに行くのかを知らず、死を恐れて終わる人生なんじゃないかと思う。 兄弟たちよ。私たちがアジヤで会った苦しみについて、ぜひ知っておいてください。私たちは、非常に激しい、耐えられないほどの圧迫を受け、ついにいのちさえも危くなり、ほんとうに、自分の心の中で死を覚悟しました。これは、もはや自分自身を頼まず、死者をよみがえらせてくださる神により頼む者となるためでした。ところが神は、これほどの大きな死の危険から、私たちを救い出してくださいました。また将来も救い出してくださいます。なおも救い出してくださるという望みを、私たちはこの神に置いているのです。（コリント人への手紙 第二 1章8-10節） 　　コメントを読む()