2009年2月9日(月)


ネット予約の難しさ

もうすぐ「依頼されていたホームページ制作」が終わります。男性のヘアスタイルの写真を載せたらできあがりです。その写真は、実際にそこの美容師さんが手がけたお客さまの写真ではなくて、「材料屋さん」(美容室にパーマ液とかシャンプーとかを納めている業者さん)が作ってるパンフレットの写真から選んで載せることにしたため、「材料屋さん」の掲載許可を待っている段階です。ネット予約のことは、その美容師さんかなり悩んだらしく、結局やめることになりました。ネットでの問い合わせ(メールフォーム)もやめることになって、今まで通り「電話だけの対応」ということになりました。美容室を何軒もチェーン展開している大手だと、美容師の人数も多く、ネット予約に対応できそうだし、ネット予約やネットでの問い合わせなどを専門に管理する人材も雇えるんだろうけど、そこの美容室は店長入れて3人の小さなお店なので、「考えてみると、やっぱりネット予約には対応できない」とのことでした。ネットで予約をした人が、スタッフの知らない間にお店にやってくることもあり得るので、そんな状態だとスタッフはみんなパニックになるということでした。今まで通り、電話で予約を受けて、「これなら別の人と並行して対応できるから、この時間に(この人の)予約を入れても大丈夫」とか、人間の柔軟な判断で対応するようです。ネット予約のシステムは、そういう細かい部分に対応しきれないと思うから。それに、同業のある人が言ってたそうですけど、「ネット予約を導入すると、いつも来てくださってる固定客に影響が及ぶ(大切にできなくなる)」みたいです。私その話を聞いてて、とても共感できました。それでネット予約のシステムは、せっかく作ったんだから誰かに使ってもらおうと思って、フリーソフトとして配布することにしました(→ こちら)。もしこの美容室のホームページでこの予約システムをそのまま稼働することになってたら、たぶん配布(公開)はしなかったと思います。セキュリティーの面で。関係ないかもしれないけど。だから同じ理由で、この美容室のホームページのアドレスもここには書きません。その美容師さんの意向で、アクセスログも見れるようにしてあげたので、私のホームページからいっぱい人が来てたら悪いので。純粋に検索エンジンでその美容室を探し当てた人とか、美容室専門の検索サイトから来た人とか、そういう動向を見たいと思ってるはずだから。このホームページができたことで、お店に来てくれるお客さまが少しでも増えたら、私もうれしいです。

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