おいしそうに食べる


高校時代までは緊張していたので、
言われたことがありませんでしたが、
大学生になって初めて
言われたことがあります。

それは何かというと、
「おいしそうに食べるねー」
です(笑)。大学1年生のとき、
アルバイトで知り合った
友達2人と仲良かったことがあって、
学食で一緒に食事をしているとき、
一人(奥ちゃん)にそう言われました。

「あたしなんかまずそうに食べるって言われんねんで(笑)」
「それってちょっとずつお上品に食べてるからやないのん?」
「この中華丼、超おいしいよ」ってわたしが言うと、
「こんなんよう食べるわー。ゲロ丼やん(笑)」だって(笑)。

この2人のうちのもう一人(やっちゃん)は、
一年後わたしの悩みの相談にのってくれて、
三浦綾子さんの「道ありき」を貸してくれた人です。
「これ読んでみなよ。生きる参考になると思う」
(→ 「私が神さまのところに来るまで」)

2年ほど前わたし左足が蜂窩織炎(ほうかしきえん)になって、
足が腫れて(→ 当時のわたしの足)、痛いし靴も履けないので、
お隣のおばあちゃんが「買い物にも行けないでしょう」
って食事を作って持ってきてくれたんだけど、
そのうち持って行くのが大変だから「食べにおいでよ」
って言われて、わたしサンダル履きで、
おばあちゃんの部屋に食べに行ったんだけど、
わたしが食べてるのをしみじみした表情で見て、
「おいしそうに食べるのねー*^^*」って言うの。
「だっておいしいんだもん*^^*」。

「ギャル曽根ちゃんだっておいしそうに食べてるよ。
知ってる?ギャル曽根って」っておばあちゃんに言うと、
「知ってる知ってる、大食いの人でしょ?(笑)」
「わー、知ってるんだー(笑)。よかったよかった。
昔は大食い早食いって言ったら、無理矢理口に押し込む感じ
だったけど、今はみんなおいしそうに食べててわたしうれしいもん。
食べ物さんもおいしそうに食べてもらえて喜んでると思うよ」。
「そうだねー。おいしそうに食べてくれると、作りがいもあるよ(笑)」
今はわたし一日一食だけど、甘いものも大好きだし、
ゆっくり時間をかけて、おいしくいただいてます。
神さま、日ごとの糧をありがとうございます。

神は濃い雲で天をおおい 地のために雨を備え
また 山々に草を生えさせ 獣に また 鳴く烏の子に
食物を与える方。(詩篇 147篇8-9節)
(@新改訳2017)


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