2017年9月14日(木)


口に出して言ってると

このあいだ(→ こちら)も書いた「僕だけがいない街」。きのうも他の録画したものを見たついでにちょっと見直していました。タイムリープを繰り返し、現在に戻ってきた藤沼悟(藤原竜也)は片桐愛梨(有村架純)と再会します。でも愛梨にとっては悟は存在しない(記憶にもない)ことになっていました。河原のシーンを見てまたうるうる。「あー。降ってきちゃいましたね」「あぁ」「もう雨とかホント困る」「・・カメラ」「買ったばっかりなんですよ」「・・夢ってカメラマンだったのか」「え?」「あ、オレも写真はよく撮るんです。仕事で」「仕事?」「マンガの背景とか、資料とか」「マンガ家さんなんですか。すごいですね!」「いや」「あ、私も好きなマンガがあるんですけど、自信がなくなったときとかによく読んで勇気もらうんです」「勇気・・」「はい。これで食べていくのはなかなか大変で」「きっとうまくいくよ。言葉って口に出して言ってるうちにホントになる気がする」「それ、私も思ってた(笑)」「そう。昔、同じことをオレに言ってくれた人がいたんだ」「へえ。それって彼女ですか?」「ううん。でもとても大切な人」「そうなんですか」。「会いたかった」。「え?」「前にその人とここで会ったときに、そう伝えたかったなって」「ふうん」

「あの」「ん?」「片桐くんはさー」「はは、愛梨でいいよ。ふふ」「片桐くんはさー、何でバイトしてんの?」「私もね、夢があるんだ。自分の稼いだお金でやりたいことが」「ふうん、そうか」「聞きたい?ねぇ何だと思う?」「さぁ」「って興味ないの?(バシッ)」「人に夢とか話しちゃって実現しなかったらどうしようって思わない?」「ううん。言葉って口に出して言ってるとホントになる気がする」「・・そう」「うん。絶対そう」

私たちの負いめをお赦しください。私たちも、私たちに負いめのある人たちを赦しました。(マタイの福音書 6章12節)

何事でも神のみこころにかなう願いをするなら、神はその願いを聞いてくださるということ、これこそ神に対する私たちの確信です。私たちの願う事を神が聞いてくださると知れば、神に願ったその事は、すでにかなえられたと知るのです。(ヨハネの手紙 第一 5章14-15節)

  コメントを読む()


BACK